阪神8000系

KODAMAブランドで再生産された阪神8000系のキットです。従前フェニックスブランドで発売されていたものと全く同じ物です。実車に習った6両編成でTC−M−M−M−M−TCとなっています。模型は2次車を対象としたもので阪神の新しい顔として定着した前面形状と分散型クーラーが特徴です。

組立に関しては特に変わった事は有りませんが今回は雨樋にキット付属の真鍮線を使いました。結果帯板状に整形する為に線材の両サイドに半田を流し丸線が帯板状になるまでかなりの労力を要しました。ここは最初から帯板を利用する方が正解です。
雨樋の先頭部分の特徴ある形態は帯板から細長い三角形状に削り出しました。
いつもは妻板部分の継ぎ目は無視するのですが今回は珍しく整形しました。縦樋はキット付属の帯板を整形して利用します。
この車両の乗務員手摺形状はそのまま組み立てたのでは取付けられませんので乗務員ドアを取付ける前に車体側を加工しておきます。また、車体裾のRの線が乱れない様に先頭部分の下端はかなり削りました。裏に帯板をあてているのがお判り頂けるでしょうか?