さすが10連ともなると妻板16枚、ドアだけでも60枚とうんざりします。以前の製品にに比べ前面パーツの表面がかなり荒れています。この金型を使った製品もそろそろ見納めかなという気がしてきました。半田付け前に充分整形し接合部分もガラス板の上に敷いた耐水ペーパーの上で先頭部分の方を動かして平にします。('01,3,4) |
アングルを取り付け前面の継目を修正します。谷川のキットに比べ真鍮が薄手ですのでしっかりと平面性が保てるようにアングルの取付にも気を配ります。続いて前面運転室窓ですが実車ではアルミによるはめ殺しになっています。模型では洋白のアルミパーツを貼るようになっていますが前面側には左右ともHゴムの表現がされています。実車のほとんど面一なところを表現する為これを削り取ってしまいます。写真がその状態です。('01,3,9) |
先頭部乗務員ドア裏の部分のアングルが浮いており車体もこの部分で歪んでしまいますので0.4mm厚の帯板を介してアングルと車体乗務員扉部分を固定してしまいます。これでかなり車体がしっかりとします。('01,4,2) |
今回から雨樋は帯板を用いず0.5mmX0.5mmの角線を使う事としました。市販されている帯板の品質があまりにも悪い為いたしかたありません。またこちらの方が楽に真っ直ぐに貼る事ができます。('01,4,2) |
前照灯用のパイプを取り付けます。とりあえず後先考えずオカの京阪卵のパーツをそのまま流用します。続いて前面貫通扉の取付です。まず取付部上下の裏側に帯板であて板を取り付けます。写真上の2両がこの状態。下は取り付け後です。この部分は更新車のポイントですから慎重に作業します。('01,4,2) |