車体の組立は妻板に少々苦労しますがあっという間です。前面も少し合わない部分が有りますが少しヤスルだけで済みます。このあたりさすが「エンドウ」です。雨樋、アングルはプレスによって加工済ですので表面を仕上てディティール工作にかかります。尚、側面下部はアングル表現の為丸くなっていますのでヤスリで修正が必用です。またアングル表現の無い部分とのアンバランスも生じていますのでこれも手で曲げ直したりやすりを掛けて修正します。雨樋は十分な厚みで表現されていますが雨樋両脇にヤスリを当てシャープさを出します。('01,7,5) |
先頭車裏側です。前面の貫通扉は車体側の上下2ヶ所に穴を開け裏から半田を流して取り付けます。屋根部分の継目の裏板等定石通りの工作を行います。(01,7,5) |
早速屋根上配管です。キットでは簡易な方法で屋根上配管を表現するようになっています。折角キットを組むのですからオリジナリティーを出す事にしました。台座はそのまま利用する事とし、ヒューズボックスをエコー製に交換します。配管類も別途用意した真鍮線で作り直します。('01,8,17) |
ヒューズボックス周りは非常にややこしい配管ですが実車が健在ですので何とか再現できます。また店頭に飾ってあるエンドウ製の最新製品も参考にしました(^O^)。('01,8,17)('01,8,24)写真を更新しました。 |
こちらもオリジナリティーを出す為にテールランプ、標識灯とも点灯式とする事にしました。ホワイトメタル製のパーツですが裏側に丁度米粒球が入る大きさの欠き取りが有りますので好都合です。ちょっと大きいかなと思いましたが1.0mmの穴を開けます。裏側は1.0mm幅の帯板でテールランプと標識灯部分の区分けをしておきます。('01,8,17) |
ワイパーはカツミの電車用。標識灯ケースも取り付けあっという間に車体完成です。('01,8,24) |
毎度毎度のMP化。トラクションモーター指定の為床板がプレスでかさあげされています。プレスの無い中間T用の物を加工します。床板が1mm厚なので結構しんどいですが1両分なので何とかこなします。プレスされたところにはT用ボルスターが入りますが高さの調整はボルスターにスペーサーを入れて行う事にしました。('01,8,24) |
床下機器ですがエンドウの分売されている物が楽なのですがプラスティック製の為に見送りました。確か有ったはずと、道具箱の中から古いフェニックス製のパーツを引っ張り出してきました。昔谷川のキット用にと発売されたパーツです。('01,8,24) |
塗装です。黄色はピンクが強くてあまり実感味のないマッハの近鉄特急用を3回、その上から同じくマッハのACE用の黄色を3回吹きました。マスキングですが塗りわけ面が4つもありかなり時間を要します。先頭車で1両約1時間半、中間車で1時間弱かかりました。というより時間をかけたといった方が正解。マスキングに関してはとにかく時間を惜しまずが第一です。ところが今回大失敗を犯してしまいました・・・。(01,9,28) |
無理やり光を反射させて写していますが、塗面にマスキングテープの糊が全部残ってしまいました。マスキング後時間がなくて10日程ほったらかした為にこの結果です。マスキング後はできるだけ早く塗装しなければなりません。('01,9,28) |
通常ガラスに残ったテープの糊などを取る方法を採用しました。マイペットをティッシュに浸しこれを車体に巻きラップします。30分程経てば糊が柔らかくなり取れるはずなのですが・・・。家内と2時間ほど奮闘しましたが、マスキングテープ同士では粘着力が弱く吹き込みが絶えないこの製品、今回の場合は恐ろしく強靭でどうしようもありません。('01,9,28) |
残念ながら再塗装しか道は無さそうです。写真はOER9000系と共にシンナー蒸しです。リターダーシンナーを用います。シンナーに浸して10分もすれば歯ブラシで簡単に落とせます。しかし深夜に自宅のベランダで行いましたが非常に臭いがきつくかなり参りました。作業後左手足が痺れるは頭痛は続くは・・・。模型はホント体に良くないです。('01,9,28) |
漸く塗り上がりました。再塗装は時間的な損失もありますが何より精神的に落ち込みます。とりあえずこの段階で乗務員ドアやライト周りに銀色を入れました。ライト周りですがこの時点では大雑把に塗ってしまいます。('01,10,25) |
大雑把に色入れしたライト周りですが、#2000の耐水ペーパーではみ出た部分の塗料を削ります。もちろん銀色が十分乾いてから下地を削り過ぎないように。('01,10,25) |
なんと、慌てて雑にマスキングテープを剥がしていたため先頭車の屋根肩部分の塗装がベリッと剥がれてしまいました。しかし金属車体にピースコン利用ですので修正で元に戻します。('01,10,25) |
該当部分を丁寧に耐水ペーパーで磨きます。最初は#800位から始め剥がれた部分の段差を無くします。写真のようにこの部分の周囲を残してマスキングし、この上から再度プライマーを吹きオレンジを吹きます。この時点では剥がれた部分の段差は全くわからなくなりますが、上から塗ったオレンジの周囲は若干艶が失われます。しかしこれも#2000の耐水ペーパーで磨き上から上塗りをしますと全くわからなくなります。さて、この後エンドウのキハ181用金属インレタを用いてナンバーを付け他の塗装不具合部分を修正して上塗りに備えます。('01,10,25) |
窓ガラスを貼ってパンタを載せます。先頭車はPT43のSタイプが2つしかストックがなかったのでPT48にしました。実写とは車両ナンバーが違います。実車のPT48搭載車も編成で揃ったものは無いのでその雰囲気だけでも味わえればという感じです。塗装済ですがパンタ台の横碍子を切り取りやすりで慎重に仕上げます。屋根と同色を筆入れすれば完成です。それから碍子に白色も入れます。('02,1,30) |