クハ1001自由形電車自由形電車Iタイプ(オカ)改造

前作モハ500+クハ650の塗装が天候の都合でする事が出来ず、余った時間でもう一両作ってみました。今回はオカの自由形電車Iタイプ。南海の新性能車の金型を利用した物のようです。1両きりで、余った時間での製作と言う事で、増結用TC車として作る事にしました。

組立は1両と言う事もありあっという間です。前面は貫通タイプと非貫通タイプがパーツとして用意されていますが、迷うことなく非貫通を選びました。('02,10,4)
今回の顔付は非貫通ということで、腰板部分が間延びしています。従ってこの部分に灯火類を配置するのはもったいので、屋根上前照灯、上部尾灯としました。前照灯はありきたりの物をつけるのは面白くないので、エンドウの485系用シールドビーム。尾灯は天賞堂の電車用です。雨樋は張り上げとぜす、屋根肩Rの始点に取り付けています。乗務員扉用手摺も適当な大きさで取付、ワイパーは初のダブルアームの採用。京阪電車に習って横から出るタイプにしました。ベンチレーターはグロベンを7つ並べています。('02,10,4)
下回りはT車ということで簡単に済ませます。台車は悩んだ挙句、引き出しの隅にあった奄美屋の古いドロップ製台車。多分FS203だと思います。('02,10,4)
余りにも腰板部分が間延びしていたので、エコーのアンチクライマーを取り付けました。車体側にジャンパー栓受けを取付・・・あ、車台側のジャンパー栓が反対ですね。これはすぐに修正しなければ^^;。こちらも天候を見て塗装に移ります。('02,10,4)
前面は金太郎塗りにしました。しかし前回まで使っていたピースコンがとうとう割れてしまい今回から新たに使用を始めたピースコンが、全く不調。製造過程での油分が残っていたせいか色はじきを起こすわ、コンプレッサーからのエアーがガンで減圧されてしまい思うように塗料が飛んでくれません。同時製作中のモハ500とともに最低の仕上がりとなってしまいました。('02,10,8)
エアー圧が低く粒子が細かく散らなかった結果、ご覧のような惨状。少々耐水ペーパーで削っても中々塗面は平になってくれません。本来ならシンナードボンで塗り直しなのですが、自由形と言う事もありこのままシンナー吹きを行いました。その後原因を究明中ですが未だ判明していません。('02,10,8)
内装はカツミのロングシート。運転台はワンマン対応の当社標準仕様です。運転室仕切りは0.5mmプラ板と0.6mm真鍮線の組み合わせです。('02,10,15)
下回りは付随車のためあっさりと仕上げました。と言うか至って適当に並べただけです。('02,10,15)