いよいよ塗装です。実家のガレージまで自転車に乗っけて行きます。上の写真が塗装現場です。奥に見えるコンプレッサーですが、凄い年代物です。20年前にお年玉を叩いて購入したものです。水フィルターも有りませんし凄い騒音です。ピースコンのエアガンも経年変化で先端が割れてしまいましたが、半田で修正して使っています。それでも粒子の細かさは缶スプレーとは比べ物になりません。 |
さて、取り敢えず塗りあがりました。今回妻面の配管の通る部分にも白帯がかかりますが、配管支えが丁度有ったりとマスキングが非常にしにくい物でした。ここは完全マスキングは諦めて筆入れによる修正を見越して作業を進めました。また、作業効率性の観点から床下、台車、屋根上パーツ等は缶スプレーの利用です。特に屋根上、スカートは艶消しの明灰色が航空機用缶スプレーしかありません。鉄道カラー等はどういう訳か艶有りの物となっています。 |
側窓のアルミサッシに色入れをします。これで大分側面が締まりました。問題はこのサッシの表現のプレスに非常にばらつきがあり、くっきりと押し出せれている物や浅いものなどが見られその車両ごとに筆さばき(ちょっと大袈裟)を変えなければならず結構大変でした。 |
問題発生です。まずは左写真、標識灯レンズのサイズが狂っており飛び出してしまいます。次いで下の写真、雨樋位置がおかしいのか通風器の足が雨樋と重なってしまいます・・・。
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先頭車の小パーツの塗装です。無線アンテナ(?)カプラー、エアーホ−スです。カプラーはフクシマのホワイトメタル製、アンテナは古い挽物パーツを探し出して流用しています。エアーホースはフクシマのロスト製のコック部分を切り取り(もったいない!)そこから先だけを利用しました。 |
窓ガラスの貼付けです。材料は通常エンビ板を使いますが私は0.2mm厚の透明プラ板を使っています。縦方向に15mm幅に切り出します。見えにくいですが車体の向こう側に並んでいます。先頭部のカーブドガラスはその切り出したプラ板を熱湯に付けて曲げます。車体手前に並んでいるものがそれで、4つ作り、出来のいいものを選びました。取付は透明ゴム系接着剤を使っています。 |
内装にかかります。まずは椅子の塗装を行いました。遠坂さんのERCギャラリーの中で印象に残った黄土色のシート生地のものとする事にしました。車内に閉じ込めてしまうので少し明るめに塗装しました。もちろんこの手のパーツの塗装は缶スプレーを用いています。 |