下津井電鉄

岡山県の児島−下津井間を走っていたナローゲージ(軌間762mm)の電鉄です。大好きな鉄道で、高校生だった頃、親からお小遣いをもらって鈍行を使って良く通いました。真冬に下津井駅前の小さな食堂でおじいさんが一生懸命作ってくれたうどんの味が今でも忘れられません。残念ながら瀬戸大橋開通の影でひっそりと消えて行きました。(’01,8,1)

おでこの大目玉が何とも言えない表情のモハ103とクハ24です。
日中は右側モハ1001の単行が主でした。奥に見えるのは保存されている井笠鉄道のホジ3。
保存されているクハ5。
瀬戸内海をバックにのんびりと走る下津井行き。備前赤碕付近です。現在この角度からは瀬戸大橋が見えます。
前面展望を2枚ほど。緑の木々のトンネルを走ります。
車内の様子。車幅の狭さからナローゲージと判ります。今思うと小型バスで十分な乗客数ですね。
最後にモハ1001のコックピット、というよりやはり「運転台」と呼んだ方がピッタリ。1990年に廃線となりました。