林道黒川新田線

関西地方ではかなり有名な部類に属する林道です。永らく思い焦がれていたのですが漸く訪れることができました。今回は新田ふるさと村側、すなわち南側からアプローチします。ふるさと村を過ぎて暫く行くと未舗装路となります。
緑深い道を緩やかに登っていきます。
やがて勾配がきつくなり本格的な山岳路の様相となります。
ガードレール無ですので十分に気をつけてください。ヘアピンカーブも多くあります。
登りの途中に少し路面の荒れているところがありますが、他は至って整備され走り易い道です。
今年は何処の林道でも崖崩れが多く発生しています。尚、この林道は通行の障害となるような箇所はありませんので安心して走れます。
頂上付近は雲の中に突入です。
峠付近にある石碑。
上と同じく峠、から後方を写しました。雲がかかって幻想的な景色にうっとりとしてしまいます。
峠を越えて黒川側に入ると、最初のうちは多少きつい下りが続きますが、時期に幅の広い赤土フラットダートになります。
路側には排水路も完備されており、新田側とは全く別の様相です。
暫くすると若干路面の荒れた箇所が出てきますが、走行上全く問題なし。
道幅が狭くなってきます。木々も道を覆うようになります。
下りきるとススキの原が広がります。但し道路上まで張り出してきてますので、車体を大事にされる方にはちょっとつらいかもしれません。
ススキが終わると結構ブッシュが張り出してきます。それでも大阪の極狭林道に比べると、景色が良い分気持ちよく走れます。
ここを抜けると美しい杉林の中を行きます。路面は安定しており、言う事無しの景色ですね。
と思いきや左右のみならず、上からも木々が迫ってきます。この後天井からイヤーな音がしたのは言うまでもありません・・・。
黒川側の終点付近。若干の水溜りがちょっと嬉しいです。
黒川の未舗装路開始点。
黒川側からはR429を梅ヶ畑へ折れて、暫く行ってからこの交差点を右折します。未舗装路約6km程でしょうか。山岳路あり、平坦路あり、杉林の中を走ったりと変化に富んだ楽しいお勧め林道です。
おまけでR429です。黒川温泉−大名草間で、こちらも美しい杉林を行きますが、とにかく細くて急勾配。離合箇所も少なく、対向車が来たらかなり苦労します。近辺の林道や、町村道よりも国道の方が狭いと言う変な区間です。