林道萩谷岡山線

一昔前迄は有名だったダート林道でしたが、すっかり舗装されてしまいました。それでもまだ僅かですが未舗装部分が残っています。更に舗装済である事を除いてもこの林道からの景色は素晴らしいものがあり、是非とも訪れたい林道です。高槻市から府道115号線を荻谷に向かって走ります。市バス終点からは急に道が細くなり林道荻谷岡山線の始まりです。1速でないと上らない急勾配に面食らいますが舗装されているので安心感があります。
真っ暗な杉林の中の急勾配が終わると、少し空が開けてきます。簡易舗装とコンクリート舗装の部分があります。
舗装されているとはいえ結構痛んでいて、でこぼこ感が楽しめます。
途中で舗装が剥がれたのか、舗装路の上に土がたまったのか、未舗装状態の路面になりました。林道田能線分岐点迄は全線舗装済と聞いていたのでちょっと得した気分です。尚、道路幅は結構きつく気を使います。
崖崩れ跡ですが、復旧された後でした。
林道地獄谷線との分岐ですが、柵がされている上、その先は廃道状態です。
尾根沿いの道だけあって景色は素晴らしいものがあります。まずは左手に景色が広がります。
相変わらず尾根沿いを走ります。路面状況も良く道幅も十分にあります。
と、油断していると断崖絶壁に出くわしました。更にその部分だけガードレール無です。
ご覧の通り右側ははるか谷底まで一直線・・・。しかもこの部分路面が右側に傾いていて、非常に恐怖感が味わえます。私は思わず身震いしてしまいました。
同じ場所ですが視線を上に向けると素晴らしい景色が望めます。遥か遠くに見えるは京都府八幡市辺りでしょうか。
暫く行くととんでもない光景に出くわします。木々のおかげで止まっているものの・・・。更に進むともう一度同じ光景に巡り合えます・・・。
林道原桧尾谷線の終点。崖崩れの復旧工事中で通行止めでした。尚、ツーリングマップル等に記載されている原桧尾谷線の位置は市後谷線の位置です。正しくはページトップの自作地図の位置と思われます。
いくつかのヘアピンカーブで高度を一挙に稼ぎます。林道田能線との分岐です。荻谷側から6kmの地点です。大型車両を規制するゲートがあります。幅は多分2m強と思われます。後にも書きますが100でも通過可能でした。
ここから終点空谷橋まで4km。田能まで2.8kmとあります。
ここから先は下りになります。路面状態も道幅も十分です。
これが未舗装だったらなあ、と何回も思いました。
暫くして林道田能線の入り口にあったのと同じゲートが出現します。意外と狭く感じられ、通れるのかなとびくびくしながら、ギリギリで通過できました。ゲートを越えたところに左手に分岐があります。林道タビラコ線と標識がありました。見た感じ結構荒れていたのですがトライしてみました。これは別項で。分岐を過ぎて直ぐに待望の未舗装路出現です。とはいうものの非常に整備されていて、普通車でも走行可能です。
未舗装路は約1km強残っているのみ。途中崖崩れの後などがありましたがきれいに整備されていました。多分この部分は舗装されることなく残る様な気がするのですが・・・。
府道6号側の出口付近です。丁度高槻市営バスの空谷橋バス停に出ます。全長10kmの林道でほとんど舗装されていました。眺望を楽しむなら萩谷−田能線分岐点間、僅かながらも未舗装路を楽しむなら、田能線分岐点−空谷橋間といったところでしょうか。
訪問日2003,10,13